軟鞍八卦茶園

八卦茶園は南投県竹山鎮大鞍里の山間部に位置し、その地名軟鞍から軟鞍茶園と呼ばれています。険しい地形が丘陵を形成しており、茶の木は笠のように頂点からぐるぐると広がって植えられているため、「笠仔園」とも呼ばれています。

列のように並ぶ一般的な茶園の景観とは異なる点が、南投竹山の八卦茶園の特徴を際立たせています。特に春や秋の収穫時期に茶摘み娘たちが八卦茶園で茶を摘む姿は、テレビCMに使用されるだけでなく、写真好きがカメラに収めに訪れる美しい風景です。



南投竹山軟鞍地区は竹山高山茶の重要な産地で、ここの茶園分布はとても広範です。一面に並ぶ茶園に周囲の山々の景色が加わると南投竹山軟鞍地区の景色の美しさは一層増し、あたりに漂う茶葉の香りや景色はこの上ない美しさで、竹山で最も人気のスポットのひとつです。